翻訳されたテキストの表現にはどのような理論的、論理的な背景があるかを追求および要約して発信すること、およびそれらをベースとして、適切な翻訳を行う上での指針を作成することを目標とします。
翻訳は昨今、学際的な研究分野であることが注目され、さまざまな論理や理論が研究および発表されています。翻訳には当然、2言語、すなわち、起点言語と対象言語が必要で、その両方についての総合的な理解が求められます。
例えば、英語から日本語への翻訳の場合、英語と日本語の両方の統語、字義、文化面、社会環境その他関連する観点から十分な理解が求められます。また、翻訳されたもの、あるいは対象テキストの分析については、近年、スコポス、コーパスなどが取り上げられ研究対象となっています。これは翻訳するための方法論として方略ともいえますが、その前には当然、英語と日本語を統語論や意味論、語用論的アプローチのほか、談話構造分析などを行って、それぞれの特徴を理解しておく必要があります。
これらすべてを含めたものが翻訳学といわれ、総合体として研究するべきものであるといえます。ただ、その各要素である談話分析の重要性は高く、この分析に絡めて、各理論や実務上での問題が研究対象となります。
このサイトでは、そのような観点から学術、実務両面で翻訳を研究していくことを運営のコンセプトとしています。
翻 訳 = 統語面を共通項に背景を反映させて表現。
プロセス = 統語面で理解し、社会・歴史・環境が反映された文化的な意味付けを考慮して解釈する。
環境にはレジストリやスコポスも含む。
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